詳細は以下の通り。
<地域別最低賃金一覧>※対象地域は下記を参照。
第1種:200万ドン(約7940円) → 235万ドン(約9330円) 17.5%増
第2種:178万ドン(約7060円) → 210万ドン(約8330円) 18.0%増
第3種:155万ドン(約6150円) → 180万ドン(約7140円) 16.1%増
第4種:140万ドン(約5560円) → 165万ドン(約6550円) 17.9%増
これに先立ち、労働傷病兵社会省は最低賃金の引き上げ案として、第1種(ホーチミン市、ハノイ市など)の最低賃金を250万ドン~270万ドン(約9920円~1万0710円)とすることを提案していたが、景気低迷などの影響から、引き上げ幅は当初より小幅なものとなった。
※対象地域
◇第1種:ホーチミン市、ハノイ市、東北部クアンニン省、中部ダナン市、東南部ビンズオン省、バリアブンタウ省、ドンナイ省
◇第2種:北部ハイフォン市、紅河デルタ地方ビンフック省、東北部タイグエン省、南中部カインホア省、東南部ビンフオック省、タイニン省、メコンデルタ地方ロンアン省、アンザン省、カントー市、カマウ省
◇第3種:紅河デルタ地方バクニン省、ハイズオン省、フンイエン省、南中部ビンディン省、中部高原地方ザライ省、ダクラク省、ラムドン省、東南部ニントゥアン省、ビントゥアン省、メコンデルタ地方ドンタップ省、ティエンザン省、ビンロン省、ベンチェー省、キエンザン省、ハウザン省、ソクチャン省、バクリエウ省
◇第4地域:その他
なお、先に閉幕した国会では、2013年度国家予算が承認され、その一部として公務員の最低賃金を現行の月105万ドン(約4170円)から2013年7月より115万ドン(約4560円)に引き上げることが決定した。